2020年11月3日火曜日

花園予選準々決勝 対東京学館浦安

こんにちは。
更新遅くなってしまいすみません。

一昨日、準々決勝がオリプリスタジアムで行われました。対戦相手は新人戦でもベスト4をかけて戦った東京学館浦安高校でした。

結果は7ー10と、惜しくも1PG差で負けてしまいました。

前半は良い立ち上がりだったもののトライを取りきれず、先制トライを許してしまいます。その後も何度かチャンスはありましたが取りきることができず、前半残り2分にFWのショートラックでトライを決め、同点に並びます。

流れが県千葉だと思われた後半、序盤にミスが見られ、あまり良くないスタートを切ります。後半6分に相手にPGを決められ3点差となり、前半同様チャンスはあったものの取りきれず、ノータイムで迎えたラストチャンス。トライラインまであと数十センチのところでミスをしてしまい、ノーサイドとなりました。

負けてしまったものの、矢崎組が今まで積み上げてきたことを十分に発揮した、集大成となる試合でした。悔いのない試合といったら嘘になると思いますが、それが私達の実力で、紙一重のところたったのだと思います。

私達49代目は入部当初から大きな期待を背負ってきました。1年生大会では準優勝をし、今後の姿に大きな期待が膨らんだと監督は言っていました。そんな監督がことあるごとに口にしていた「俺はお前らの代で関東に行くぞ」という言葉。しかし順風満帆とはいかず、何度も挫折を味わいました。新人戦は支部予選で敗退し、関東予選でも花園予選でもベスト4には届きませんでした。加曽利組の最後の試合の悔しさは今でも鮮明に覚えています。そして迎えた矢崎組。新人戦では先輩方の目標でもあったベスト4になることができ、監督の言葉にも現実味がでてきました。このまま行けば本当に関東大会にいくことができるかもしれないと思っていました。そんな中コロナにみまわれ、目標としていた関東大会が中止となってしまいました。自粛期間は多くの葛藤との戦いだったと思います。部活を続けていて果たして花園予選は開催されるのか、受験を優先すべきなのか、今何をするべきなのか。自粛期間が明けて全員が当たり前のようにグラウンドに集まった時には正直ホッとしました。そこから花園予選までは一直線でした。1つの目標に向かって日々練習を重ね、伝統の継承と改革で築き上げた矢崎組の個性を武器に戦いに臨みました。しかしベスト4という壁は高く、あとわずか届きませんでした。

今でも引退したという実感がわきません。あともう1年あるんじゃないかな?というくらいです。それくらい充実して手放したくない3年間でした。15人で最後までこれたことをとても嬉しく誇りに思います。ありがとう。

後輩は新チームとなって不安だらけだと思います。特に2年生は最高学年としてチームを引っ張っていかなければならないという重圧を感じているかもしれません。伝統を守るということも大切ですが、県千葉ラグビー部は日々変革をしてきたチームです。自分たちらしさを大事にして、この試合の悔しさを忘れず、先輩としても選手としても成長していってほしいと思います。
そして、もう一度この土俵まで上ってきてほしい、矢崎組を乗り越えてほしいと思います。

保護者の皆様、そしてOBの皆様、矢崎組へのご支援ご協力ありがとうございました。
これからも県千葉ラグビー部また新チームへのご支援ご協力をよろしくお願いします。

ではまた更新しますね(´▽`)