2021年9月9日木曜日

内田組カウントダウン -あと3日-

こんばんは!

5日目は、髙橋樹!
声がでかい。ラーメンの食べすぎで血圧が高い。筋トレとスクラムに強いこだわりを持ち、仲間にアドバイスや声援をよく送る。ためになる時もあるが、やかましい。しかし試合で声を張り上げ、FWを引っ張る姿にやかましいと感じる者はいないだろう。



こんにちは。なんかみんな3年間を通して振り返っているみたいなので、僕は一番辛かった1年生の頃について書きたいと思います。
まずなぜラグビー部に入部したかと言うと、チームスポーツがしたかったからです。中学時代卓球をしていた僕はチームスポーツというものに憧れを抱いていました。チームスポーツと言ってもサッカー、バスケ、バレーなどたくさんありますが、どの競技にも中学からやっていた人がわんさかいます。その中に混ざって活躍するのは難しいだろうと思い、みんな同じスタートラインから始められる、ラグビーを選びました。

ところが僕はいきなり同期の信頼を失いました。理由は2つあります。1つ目は自分の生活の中での部活の優先順位が高くなかったことです。1年生の初め、僕は部活に遅刻したり休んだりすることが多かったので、毎日真剣に練習している同期から反感を買いました。2つ目は夏休み中、遠方に住む祖父の危篤により、数週間に渡って部活を休んでいたことです。それまでの時点で、ただでさえ信頼を失いつつあるのに、僕は同期に何も告げずに、長いこと休みました。また更に僕は、休んだり遅刻したりといった分際で、遅刻者罰ゲームのシステムにいちゃもんをつけていました。このことで渡辺とガチで揉めたこともあり、部内に僕の居場所は無くなりました。プレーの方はどうかと言うと、休んだり遅刻したりが多かった僕はどんどんみんなに置いていかれて、何も上手くなれませんでした。パスできないわ、コンタクトで先輩に蹂躙されるわ、居場所はないわで、毎日部活に行くのが嫌で仕方ありませんでした。
さて、クラスではどうだったのかと言うと、、、まあ、浮いていました。様々な理由はありますが、僕の性格がまあまあウザかったのと、同じクラスの男子がタチの悪いグループを作っていたためです。
クラスで話す友達もいない(というか話しかけたらうざがられる)し、部活にも居場所がないので、毎日学校に行くのが嫌でした。まあそれでも頑張って、遅刻することもありましたがほぼ毎日学校へは行きました。学校へ行ってしまっては、部活を休むこともできない(あいつ学校にはいたのに部活に来てないぞってなるのが嫌だった)ので、なんだかんだ行ってました。本当に、1年生の頃はずっと視界にもやがかかっているような世界を、負の感情と共に毎日過ごしていました。ラグビー部をやめたかったです。しかし小心者の僕にはそんなことを言い出す勇気はなく、ただ憂鬱な毎日が淡々と過ぎていきました。

そんな僕に転機が訪れるのは加曽利組の先輩方が引退する頃です。怖い先輩もいなくなり、あまりプレッシャーを感じずに部活に行くことができるようになりました。この頃から少しずつ、部内での信頼を取り戻していきます。ただし完全にみんなからの信頼を回復するのには、更に1年以上かかります。
信頼を取り戻すきっかけとなったのは、主に横川先輩と、同期の内田です。横川先輩は僕をよくラーメン屋に連れて行ってくださり、それがきっかけで矢﨑組の先輩方とも打ち解けることができました。内田とは、ほぼ毎日千葉駅まで一緒に帰りました。誰からも信用されない僕と行動を共にしてくれた内田に感謝しています。内田は部内での信頼もあり、内田と共に行動する僕を、みんなも少しずつ認めてくれました。ただ本当に少しずつですが、、。また更に、冬休みの練習では、毎日1人で全面グラウンド整備をしました。過去の遅刻や欠席などの贖罪のつもりです。
こうしたことがあって、少しずつ信頼を回復していき、なんやかんやありまして、今に至ります。

後輩に伝えたいのは、ラグビーに限らないことですが、やめたくなっても、居場所がなくなっても、転げ落ちそうになっても、、しがみつくのは無理だとしても、小指だけでも引っ掛けていれば、そのうち這い上がることができるということです。その小指だけは絶対に離してはいけません。僕の場合は離す勇気がなかっただけですが、這い上がるきっかけは向こうからやってきます。今となっては、あの頃があって、強い精神力がついたと思っています。あそこで転げ落ちてしまっていたら後悔していたかもしれませんが、転げ落ちなかった今の僕に後悔はありません。

長々と書いてしまったのでこの辺で終わりにします。まとめ方が雑ですがお許しください。

最後に、ここまで支えてくださった、先生方、先輩方、OBの方々、両親に感謝を述べます。ありがとうございました。
そして、なんやかんやあったけど、なんやかんや受け入れてくれている同期のみんなに感謝を述べます。ありがとう。特に内田にはわりとガチで感謝してます。



読んでいただきありがとうございました。明日の投稿もお楽しみに!