2020年10月15日木曜日

カウントダウン ~あと2日~

こんばんは(*'▽'*)

14日目は…
綺麗好きで、ラグビー部のだらしないサイドと部室でよく戦っている。横顔が大谷翔平に似ていて、高身長により常に友達には壁と思われているらしい。持ち前の力強さでチームを引っ張るバックスリーダー。本郷 雄斗(FB)!


49代目矢崎組のFBの本郷雄斗です。
このカウントダウンで県千葉ラグビー部での3年間を振り返りたいと思います。
出身小学校、少年野球チーム、中学校、中学部活、塾、住んでるマンションそして高校が一緒の先輩に、ラグビー部に誘われたのが僕のラグビーとの出会いでした。最初はラグビー部に入る気もやる気も全くなく、部活を決めきれず仮入部期間が終わりそうだったので、やむを得ず天台ラグビー場の芝の傾斜のところで入部を決めたことを鮮明に覚えています。
そんな中スタートした僕の高校ラグビー。1年生の時はとにかく必死でした。僕のポジションは今とは違い、FWでLOでした。為成先生は僕のことを未経験者の1年生でありながら、試合で起用してくださり貴重な経験をさせてもらいました。そのため練習は3年生と一緒、本当に必死でした。特に岡元練、強い先輩方を最初に止めないと練習にならない状況で、練習の雰囲気も非常に緊張感がありました。タックルミスのできない状態だったので、気持ちで負けそうになることが多かったです。そんな練習を毎日していたので、相手を何がなんでもタックルで止める、絶対後ろに抜かれない、という今の自分に通じるディフェンスの強い気持ちを育てることができました。そして迎えた秋大では、今でも小柴組の力になれたのかと思うことがあります。体重も軽く、体力もなく、タックルミスもあり自分の力の無さを感じさせられ、試合も勝つことができず、本当に悔しかったです。でも、こんな1年生の僕を迎えてくださった小柴組のFWの方々には感謝しています、ありがとうございました。
2年生、加曽利組ではチームは新人戦からあまりうまくいかず、1年生のころは自分のことで精一杯だったのに比べて、初めてチームをどうするのか、そこに目を向けられるようになりました。そして2年生の個人の目標はU17千葉県選抜でした。夏の遠征を経験して、なんとしてでも千葉県代表として都県対抗戦で戦いたいという思いが強くなりました。そのために努力を重ね、夏に体重をとにかく増やし、90kg近くまでになりました。自分でも成長の感覚を味わえていたので、今の実力を早く試したいという気持ちでいっぱいで、この頃からラグビーが大好きになり、夢中になり始めました。そんな中、僕は大きな挫折を味わうことになりました。それは新人戦での怪我でした。この怪我で長期の離脱を余儀なくされ、新人戦の柏の葉での3位決定戦の専松戦はグラウンドに立てず、外から声を出すことしかできませんでした。チームがピンチのとき何もすることができなかったのがとにかく悔しかったです。そして個人として1番の目標にしていたU17の都県対抗戦にも出られないことが決まりました。為成先生から、LOで選抜に選ばれていたということを知らされ、本当に悔しかったです。あの時のことは今でも忘れません。今まで積み上げてきたものが全て無駄になった気持ちに襲われ、目標を失い、何も考えられず、ただ時間だけが過ぎていき、辛かったです。部活にも参加できず、毎日楽しそうにラグビーをしているみんなを見ていると羨ましくて仕方がありませんでした。怪我の間は部員のみんなに助けられる日々でした、毎日朝早く駅から重い荷物を運んでくれたり、授業の教材を持ってくれたり、本当に感謝しています、ありがとう。そんなみんなからの助けがあったから、辛い時期を乗り越えることができました。
そして3年生、この年は例年通りにはいかなく、特に春はチームが成長できる機会がなくなり、悩むことが多かったです。部活が再開されても制限が多く、普段通りの練習に戻ったのは8月でした。遠征もなく、とにかくチームの成長が不安でした。でも、矢崎組の3年生は人数も多く、努力家で、今では部活のなかった期間を感じさせないほど強くなっているように思えます。
3年間を振り返ると、県千葉のグラウンドでのみんなとの部活は、嫌なことを全部忘れて、とにかくラグビーに熱中できる幸せな時間でした。いつしか部活が楽しみだから学校に行く、という考えになっていたほどです。
最後に。自分も含め、もともと勉強をするためにこの高校に入ってきた人が多い中、この時期まで部活をやっているラグビー部のことを批判的な目で見る人も多いかもしれません。でも僕は県千葉ラグビー部に入った事に関して何一つ後悔していません。むしろ3年前の弱かった自分をここまで支え、成長へと導いてくださった先生方、マネージャー、保護者の皆様、OBの方々、部員のみんな、特に今の3年生、県千葉ラグビー部、そしてこの3年間どんな時でも僕に寄り添い、支えてくれた家族には感謝の気持ちしかありません、本当にありがとうございました。この大会は、感謝の気持ちを伝えることができる最後の機会になるので、全力で戦い抜きます。そして最後の大会での目標は、新人戦で果たすことができなかった"プレイヤー"として柏の葉のグラウンドに立つことです、応援よろしくお願いします。
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読んでいただきありがとうございました!
この場をお借りしてマネージャーの私からも矢崎組や県千葉ラグビー部への想いを語らせていただければと思います。もう少しお付き合いください。


49代目矢崎組MG 小木曽愛珠


3年間というのは本当に短く、引退の時期が近づいていると思うと寂しい気持ちでいっぱいです。ここ1週間は気持ちが落ち着かず、何をするにもそわそわしてしまいます。私の高校生活を埋め尽くしていた県千葉ラグビー部での思い出を綴らせていただきます。


私が入部を決めた理由は、いわゆる一目惚れでした。誘われて観に行った関東大会予選。先輩方の闘う姿に圧倒されました。ただひたすらにかっこよかったのを覚えています。同時にこの部に高校3年間を捧げてみたいと思いました。

入部当初はラグビーのこともマネージャー業もわからず、先輩方に頼ってばかりでした。それでも優しく丁寧に教えてくださった先輩方のおかげで、少しずつではありますができるようになっていきました。あんな先輩、ゆうき先輩、ありがとうございました。

入部から小柴組の引退まではあっという間でした。悔し涙を流しながらもどこか誇らしそうな顔をした先輩方を見た私は、少し疎外感を感じました。一緒にいた期間が短かったこともありますが、そこまで真剣にラグビーや小柴組と向き合えていなかったことをとても後悔しています。

代が替わり、加曽利組になりました。加曽利組の先輩方は個性が強く、面白い方達ばかりで、よく私にも話しかけてくださいました。マネージャー業でも任せてもらえることが多くなり、自分の成長を嬉しく思いました。

一方で思うところや考えることも多くなりました。私が悩んでいると相談に乗っのり、先輩として導いてくれたゆみ先輩には感謝してもしきれません。ありがとうございました。

加曽利組の最後の試合には本当に感動しました。試合中も仕事を忘れるくらい見入ってしまうほどでした。私としてもとても愛着のある代だったので、引退してからしばらくはその事実が受け入れられませんでした。

そして迎えた矢崎組。先輩方が引退してすぐ、不安の中での新人戦でした。準備不足や対応の遅れなど至らない部分が多く、先輩の偉大さをひしひしと感じました。

新人戦の結果はベスト4と、加曽利組の思いを受け継ぎ達成することができました。初めて柏の葉に行き試合を観た感動は今でも鮮明に残っています。

そんな中、新型コロナウイルスの流行により、部活ができなくなってしまいました。関東大会出場を目指していた部員にとって、とても辛い期間だったと思います。それでも、花園予選の実施もわからないという状況で、ここまで3年15人でこれたことをうれしく思います。


矢崎組がここまでこれたのも、様々なご支援・ご協力があってのことだと思います。この場を借りて感謝の言葉を伝えたいと思います。

先生方。為成先生はいつも部員だけでなくマネージャーも気遣ってくださり、何度救われたかわかりません。古田先生はいつもオシャレでかっこよくて、陰ながら推していました。池辺先生はいつも部員の体調を最優先に考えてくださり、見習うことが多かったです。本当にありがとうございました。

保護者・OBの皆様。今年は例年以上に皆様に支えられまし。コロナ禍でできることも限られている中、いつも私たちが最高の状態でいられるようサポートしていただきました。今年は壮行会はできないと思っていたので、話を聞いたときはとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。


そして矢崎組の皆さんへ、と言いたいところですが、引退式まで取っておきたいと思います。

最後に、マネージャー。いつも本当にありがとう。大好きです。特にりあんは大大大好きです笑



読んでいただきありがとうございました!

カウントダウンも明日で最後となりました。是非ご覧ください(´▽`)