2018年10月14日日曜日

カウントダウン *あと7日*



こんにちは!
小柴組最後の大会まで残りわずかとなりました(´・・`)
ということで、今日から3年部員のコメントとともにカウントダウンをしていきたいと思います!

トップバッターは……
FWを引っ張る100kgの巨体!
部活中は常に、熱い言葉でチームを鼓舞します!しかし、見た目とは裏腹に、普段はカフェ好きな乙女的一面も……?クラスTシャツの後ろの文字は「人間ブルドーザー」。領家正晃くんです!


小柴組副キャプテン領家 正晃です。今回は貴重な機会という事で少し自分の話をさせて頂きます。これまで色々な感情を最高の仲間達と共有できた事に感謝し綴りたいと思います。




受験勉強で13kg太り86kgで千葉高校に入学した僕でしたが当初はサッカー部かオーケストラ部に入るつもりで、ラグビー部は選択肢にもありませんでした。しかし、春季大会で見た矢野組の試合に感動し入部を決めました。普段笑顔で勧誘していた先輩達が目の色を変えて必死にボールを繋ぎ、タックルをする姿を泣きそうになりながら見たのが懐かしいです。そうして、僕のラグビー生活は始まりました。



矢野組では有難いことに一年生ながら試合に出させてもらうことができました。しかし特に大きな選手が多かった矢野組での毎日は本当に辛く何度も何度も挫けそうになりました。自分の事で精一杯で試合に出ると何度もNot10mを取られるし、タックルもできないし、全くチームの役に立てない自分に対する劣等感が毎日のように襲って来てどうしようもなく、今日こそは辞めてやると毎日のように思っていました。完全にラグビーが嫌になっていた僕ですが、ある日の練習で矢野先輩に「もっとアグレッシブに、楽しんでみなよ」と声を掛けて頂き、その言葉がその時の自分によっぽど響いたのか今でもラグビーをする上での自分の一つのテーマになっています。ラグビーは主体的に取り組む事で何倍も楽しくなるんだとその言葉のお陰で気づく事ができました。今思えば先輩達の大きすぎる背中をがむしゃらに追っていたあの頃の経験(今でも追い続けている…)はなくてはならない大切な時間でした。



澤井組になり新しい1年生(現2年)が入部してくると、先輩頼りの引っ張られる立場から引っ張る立場にならなくてはいけなくなりました。人に教えるには自分も理解していなくてはならないので、ラグビーに関する本を読み漁ったり、YouTube で好きな選手の動画を見たりとこの頃からやっと自分とラグビーとの対話が始まりました。個々の技術と組織力が複雑に絡み合うラグビーの奥深さ、面白さに気づき始めました(まだまだですが…)。しかし、この頃の自分はまだ大人になりきれず、自分の問題も他のせいにしたり先輩任せにしたりと甘えていました。「One for All,All for One.」は個人が責任を果たすこと、果たせることが前提です。全員で勝利するためにポジションごとに与えられた責任をそれぞれが果たし、その上で仲間のために体を張りボールを繋ぎ無償の犠牲を払う必要があります。2年の頃の自分はまだ「One for One.」でした。



そして、いよいよ自分たちの代になり自分も副キャプテン、勧誘委員長としてチーム運営に携わる事になり不安ながらもチームの可能性を探る日が続きました。新人戦は県5位、YC &ACセブンズカップでは優勝できました。個人としては、都県対抗戦の副キャプテンとして同じ目標を持つ他校の仲間達と共に千葉県を背負い闘うことができ、とても貴重で刺激的な経験をする事ができました。勧誘でも目標を達成し、17人(MG2人)を小柴組に迎えることができました。



しかし、監督コーチが変わっての初の試合で怪我をしてしまい、そこから5ヶ月間ラグビーができない日が続きました。春大会、市内大会、合宿それらの過程を通して成長して行くチームメイトを自分はグラウンドの外から見ることしか出来なくとてももどかしかったです。しかし、どんなに辛くても早くピッチに戻ってみんなと一緒に闘いたいという気持ちはなくなりませんでした。リハビリをしていた5ヶ月間、県千葉ラグビー部が強くなるためにどうしたらいいか考えない日はありませんでした。少しでもチームに貢献したいという気持ちが自分にも芽生えている事をリハビリ中でしたが認識しました。One for oneからOne for allへと心は変化していました。



9月になってなんとか復帰して、最近思う事が一つあります。それは「タックル=人生」なのではということです。たった17歳のくせに何を言っているんだと思うでしょう、自分でも思います、すみません。ラグビーには様々なプレーがあります。キック、パス、ランetc…それらのプレーは自分がボールを持てば自由に選択する事ができます。しかし、ボールを持った相手が自分に向かってきたら、その相手を倒す以外には道はありません。ラグビーではそのような決断が差し迫った状況で毎回自分という人間が問われるのです。弱い自分と対峙しながらも仲間のために身体を張らなければ勝つ事はできません。タックルはたった1秒でその人の人間性を証明する事ができ、タックルができる選手こそ信頼できる選手だと言えると思います。


ここまでだらだらと自分の事を書いてしまい、すみません。これには書ききれないほど多くの思い出があるので、自分の話はここら辺で終わりにします。



3年間ラグビー部を通して本当に多くの素晴らしい人達と出会うことができました。最後にこれを通して感謝を伝えたいと思います。家族。ここまで大きく育ててくれてありがとう。最後までラグビーを続けられたのも家族のサポートのおかげです。これからもよろしく!OBの皆様。普段から様々な面でご支援頂きありがとうございます。恵まれた環境でラグビーを続けることができたのもOBの方のご支援あってのことだと思います。マネさん。怪我が多くてたくさん迷惑かけたと思うけど、信頼できるテーピングのお陰でのびのびラグビーができました、ありがとう。後輩のみんな、厳しい事を言ったこともあったけどみんなの成長を心から願っています。FWはもっと体重増やせよ!そして9人(MG2人)しかいない小柴組を支えてきてくれてありがとう。3年のみんな。とにかくありがとう。言葉では感謝を表しきれません。



ここから小柴組の戦いが始まる。仲間のために、支えてくれた人達のためにアグレッシブに楽しんで戦おう。そして、勝利という1番の感謝を届けよう。



応援よろしくお願いします。



明日以降もどんどん更新していきます!

ぜひご覧ください(*'ー')