2019年10月15日火曜日

*カウントダウン-あと3日-*

こんばんは!
気温がぐんと下がり、風邪をひく人も出てきてしまいました…(>_<)
大会当日まであとわずかなので、練習とともに、体のケアも怠らずにしていきたいと思います!

それではカウントダウンにまいります!
今日の担当は…
普段はツンデレだが実はラグビーでは器用派FW。部室の奥でちょっと良い椅子に鎮座する姿はまさに番人。ラグビーゲームをやらせたら彼の右に出るものはいない。若海翼くんです!



48代加曽利組フランカーの若海です。
県千葉ラグビー部に入部して早くも2年半が経ってしまいました。高校3年間もいよいよ終盤になってきた今振り返ってみると、僕の高校生活はラグビーなしでは語ることができません。自分は中学3年間運動をしてなかったので、高校で運動部に入るという選択肢はありませんでした。しかし、入学初日にラグビー部の勧誘を受け、ラグビーというスポーツに対してでは無く、県千葉ラグビー部という存在に惹かれてそのまま入部しました。そのため、1年の時はなかなか試合に出る機会がなく、ラグビーの楽しさが分からなくなっていた期間がありました。練習も決して易しいものではありません。どうせ試合に出れない自分がこんなきつい練習を毎日する意味があるのか。と自暴自棄になっていました。しかし3年生が引退し、新人戦が始まりようやく出場機会も増えてきた中で、自分の中でのラグビーのイメージが変わりました。どうすればタックルに入れるか、どうすればボールを持って一歩でも前に出ることが出来るか、試合中どのような声を出せばいいのか、自分に求められていることはなにか。そのようなことを必死に模索しました。自分のラグビーの基礎が出来上がったのは間違いなくこの期間だと感じます。
一方で、この2年半多くの挫折も味わいました。1番大きな挫折は県の選抜に呼ばれた時です。他県の代表と試合をする中で自分の弱さを痛感しました。それはラグビーの技術的な弱さももちろんありますが、1番はメンタルの弱さです。体の大きな相手を前にして、怖気付いてしまい、初めから勝負を諦めている自分がいました。それは、チームでも同じで強い相手に対しては消極的なプレーが多くなっていました。しかし先輩が引退し自分たちの代になった時にチームを引っ張る側になり、自分が体の大きな相手にビビってるようではいけないと思うようになりました。体の大きな相手には低さで勝負しなければならない。体の大小は言い訳にならない。と学びました。
今、自分はラグビーが大好きです。自分のラグビー人生は恐らくまだ続きますが、とりあえず県千葉ラグビー部で過ごした3年間の最後に「ラグビーが好き」と言えてほっとしています。楽しさを見失ったりたくさんの挫折を味わって最後には楽しいと思える。そんなスポーツに、そしてこのチームに出逢えたことに感謝しています。そして自分にラグビーの楽しさを教えてくれた県千葉ラグビー部のチームメイトやたくさんの先生方、トレーナーさん、いつも全力でサポートしてくれる、マネージャー、保護者、OBの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
そしていよいよ花園予選です。県千葉ラグビー部の一員としてあと何回スクラムが組めるか、何本タックルができるか、パスが繋げるかは分かりません。しかし、ウルグアイがフィジーに勝利し、日本がアイルランドに勝利した今、自分は県千葉ラグビー部に無限の可能性を感じています。負けていい試合はひとつもありません。今まで関わってきた全ての人、そして会場に応援しに駆けつけてくれる人のために最後まで戦います!加曽利組の集大成をぜひ楽しみにしててください!



読んでいただきありがとうございました!
明日もぜひご覧ください(´'▽'`)